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2016年3月に作成された記事

2016年3月11日 (金)

あれから5年……

2011年3月11日。その日私は午前中に、音羽にある大出版社を訪ねて打合せをすませ、同行した電子書籍関連の仕事仲間と食事をして別れ、護国寺で咲き始めた桜を見てから、午後の社外での会議に出席するため、六本木に向かいました。

 午後2時46分、私は六本木ヒルズ森タワーの49階で午後3時から開かれる文化庁関連の会議に出席するため、森タワー1階から直通エレベーターに乗って、49のボタンを押したのです。しかし、ボタンが反応しません。もう一度ボタンを押した時に、ドンッという衝撃が感じられて大きな揺れがエレベーターを揺らし始めたのです。エレベーターのドアが開いたままだったのが幸いでした。転がるようにしてエレベーターホールに飛び出しました。同じ会議に出る予定だった通商産業省の方と出会い、彼から東北で大地震発生と教えてもらいました。同じ会議に出席のため、早く49階へ行っていた参加者は、その日夜遅くになってビルから出ることができたと後で知りました。
 すぐに勤め先に「無事であること。直接帰宅すること」を連絡しました。
 その後のことは断片的にしか覚えていないのですが、まずは六本木交差点脇のSoftBankのショップでiPhoneを充電させてもらい、地下鉄がストップしていたので、赤坂にいた友人と連絡をとりあって落ち合い、溜池から銀座を抜けて日本橋方面へ歩いていたら途中で都営線だけは動いていることを知ったはず。JRや京成が動いていないので、その日は都内の友人宅へ泊めてもらいました。
 翌日土曜日に千葉稲毛の自宅に戻ってみると、私の書斎が開かずの間になっておりました。部屋の中に物が散乱し、本棚が崩れているために、押して開ける書斎のドアが開かないのです。それでも、ドアをこじ開け、手前から少しずつ物を動かして2時間ほどかかって入った部屋は足の踏み場もない状況になっていました。下の写真が、3月12日土曜日の千葉市稲毛区のマンション1階にあった自宅書斎の様子です。

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 大地震、巨大津波の震災が引き起こした数々の悲しい現実に関しては、私がここで書く必要はないでしょう。私は、あの震災で失われた多くの命と、5年経った今でもその悲しさや辛さから解放されない多くの人々に思いを馳せる時、今でもあの時の衝撃と悲しみをまざまざと思い出します。

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