« 妄想の蕎麦屋酒 | トップページ | わさびの花漬け屋になりたい »

2009年4月26日 (日)

検見川無線送信所跡に行ってみた

2009年04月26日 晴れ
 今朝の『朝日新聞』の千葉版に、『検見川送信所』の保存を訴える会が写真展を開催という記事が載っていました。そういえば、この稲毛に引っ越して来た頃には、あの送信所はまだ稼働していたはず。鉄塔と、張り巡らされた電線が印象的だったと思い出しました。
 我が家からは歩いて15分ほどのところだったはずですが、時折近くを車で通るくらいで、送信所の建物の近くに行ったのは、もう30年以上前のことだったと思います。
 保存を求める運動が起こっていることも、この建物が旧・東京中央郵便局(現在改築中。鳩山総務相が近代モダニズム建築の貴重な遺産だから勝手に改築を進めるのはけしからんと横やりを入れたあの建物です)や大阪中央郵便局の建築を手がけた、逓信省の吉田鉄郎氏の設計になるものだということも今朝の新聞で初めて知りました。
 この送信所は、1926年(大正15年)に、海外との無線交信などを目的に作られ、1930年には、ロンドン海軍軍縮会議に際し、日本で初めての国際放送もここから送信されたということです。この無線基地のコールサインは日本の第1号をあらわす<J1AA>。無線に詳しい人には相当有名な場所だったようで、近くにありながら、今まで特に関心をもったことがない私にはとても新鮮な情報でした。
 天気もいいことだしと、散歩がてらこの『検見川送信所跡』を見に行くことにしました。
 途中、かつては何もない高台の畑が続く場所だったのですが、今はかなり家が建っています。送信所の手前には、その広大な敷地だった場所が何もない野原のままになっており、とても政令都市千葉の風景とは思えない牧歌的な景色を見せています。↓向こうに見えるのが『検見川送信所跡』です。
 P1010031_2
↓「危ない、入るな」などと書かれた看板を無視し、針金の囲いをくぐって近くに入ってみました。コンクリート造りのかなり特徴的な建築物です。角がすべて丸みを帯びており、外壁はコンクリートなのに、窓枠が木という作りです。
P1010035

P1010034

 帰ってからネットで調べてみると、『検見川送信所』でかなりの情報がアップされています。どうやら「廃墟マニア」「建築マニア」にとっては、とっても有名な場所らしいことがよくわかります。中にはここが心霊スポットだという記述も……
 そして、CGを使った送信所の在りし日の姿を再現した動画まで公開されていました。
 
 広々とした敷地を抱えていることだし、それほど貴重な建物なら修復保存して、記念館、博物館としての使用が考えられてもいいですね。広々とした敷地は公園として開放して……
 往復約8000歩、私の散歩コースとしてもちょうど良い距離でした。

|

« 妄想の蕎麦屋酒 | トップページ | わさびの花漬け屋になりたい »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 検見川無線送信所跡に行ってみた:

« 妄想の蕎麦屋酒 | トップページ | わさびの花漬け屋になりたい »